タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

ユリ ゲラー

なんて昔居ましたね。今もご健在でしょうか。

掃除をしていたら、陶器のキャニスターの中から、こんなのが出てきた。

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グニャグニャのフォークとスプーン。

超能力と銘打って、スプーン曲げが流行った時代があったなぁ、と手に取ってしみじみ眺める。

ユリ ゲラーをテレビ番組のゲストに呼び、スプーンを曲げたり、止まった時計を動かしたり、日本中固唾を飲んで彼の一挙一動を見守ったものだ。

翌日はこの話題で持ちきりで、やれスプーンが曲がっただの、家の時計が動いただのと、自慢する人が居た。懐かしき昭和のひとこまである。

スプーンは力の入れ方で簡単に曲がるとか、時計は溜まっていた埃が取れて動き出したんだとか、色んな説が出て、やがてブームは終わった。

ユリゲラー氏はその後『あの人は今』的な番組に時々出ていたが、いつもニコニコしていて、善人なのか詐欺師なのか分からない態度であった。

いや、詐欺師という表現は失礼きわまりない。彼がみんなを楽しい不思議の世界へいざなってくれたのは確かだし、それによって誰かが被害を被った訳ではない。

超能力者という冠は外されたとしても、偉大なマジシャンではあったのかも知れない。

写真のスプーンは、とあるイベント会場で、スプーン曲げのショーをしていたおじさんに貰ったものだ。

おじさんは、その芸だけで全国のイベントに呼ばれていた。スプーンを曲げる時の表情は、実に楽しげであった。