タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

豆の上で眠る

3歳の孫は、お風呂上がりにエンドウ豆を鞘から出すお手伝いをした後、眠くなった。

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息子のお嫁さんから届いたこの画像を見て、最近読んだ本を連想した。

豆の上で眠る (新潮文庫)

豆の上で眠る (新潮文庫)

 

小学生の時に姿を消し、2年後に帰って来た姉に違和感を感じ、ずっと疑念を抱き続ける妹。

姉が好きだったお菓子や童話や、二人しか知らない話をして試そうとするが、姉からはどちらとも取れるような答えが返ってきて、もどかしさが募るばかり。

終章に近づくにつれて真実が見えてくるのがミステリーなのに、この本は読み進むとどんどん分からなくなってくる。主人公と一緒に、読み手も心を掻き乱される。

最後に全部が覆されてしまう湊かなえの作風は、読み終わると嫌な味が残る。ノワール小説と言ってもいいかも知れないが、私は好きだ。それが癖になり、また次が読みたくなる。

 

この物語はアンデルセンの《えんどう豆の上で眠るお姫様》という童話がベースにある。

本物のお姫様かどうかを試す為に、えんどう豆の上にふかふかの布団を何枚も重ねて眠らせる話だ。大切に育てられた姫なら、安眠出来ないらしい。

 

さて、エンドウ豆の前で眠った姫は微笑んでお目覚めです。

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お喋りが好きなこの子は、LINEの制限時間ギリギリまで話をする。(子供用のスマホには5分の制限時間があるらしい)

シャイな姉小2は、ささやき女将の如く、

それは言わなくていいから

これを訊いて

と後ろから小声で指示している。

全部聞こえてるよ〜(笑)。