タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

アタフタ介護記 その5 ・『缶入りケーキ』解説編

認知症の母と暮らす私の記録

前回書いた缶入りケーキの件、解決致しました。
母が「この辺に缶に入ったケーキを売っている」と言い張り、こんな場所にケーキなんか売っていないと、強引に散歩から連れ帰った私。

しかし翌日も、「買いに行く」と言って出て行こうとする母に困り果ててしまいました。
しかも、前日とはまた別の場所に売っていると言うのです。
「Kさんの家の隣だった」と言うので「じゃあ訊いてみようよ」と、電話しました。
Kさんは気の置けないご近所さんで、母の病気の事もご存じです。

その夕方彼女はやって来ると「もしかしてこれ?」と、母に円筒型のクッキーの缶を見せました。
「いや、それじゃない。こんな形の缶だった」母は長方形を指で作ります。
「深さは?」
これくらい、と5センチ位の幅を示しました。

ん?これって、もしや…。
私は台所に走り、棚の上に置いてあったこの空き缶を母に見せました。

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「ああ、これこれ」
母はホッとした表情。
私とKさんは、同時に「エ〜〜〜ッ⁉️」

それは、私がお土産に買って帰った河道屋の蕎麦ぼうろだったではありませんか。

確かに缶に入ってはいるけれど、ケーキでもないし、近所に売っている筈もない。

ま、深くは追及しないで置きましょ。
近所の人まで巻き込んだ缶入りケーキ事件は、これで一件落着となりました。

早速ネットで注文し、一体何故これがケーキになっちゃったのかという疑問は残したまま、おいしい蕎麦ぼうろをカリカリ頂きました。

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3ヶ月の間、鳥取の実家で母を介護していたのですが、明日から1ヶ月、妹が交代してくれる事になりました。

京都では夫が留守番してくれています。
仕事が終わってからの家事は、さぞかし大変だったろうと思います。
少々散らかっていても、文句言ってはいけないね。

私が落ち込まないように毎日のように電話してくれたし。
頑張ってくれた事に、ただ感謝の言葉だけ伝えましょう。
「お土産何がいい?」
間髪入れず夫は言いました。
赤福!京都駅で買ってきて」
「またかい!」
鳥取名物でも京都名物でもないし。

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妹はこちらに仕事を持って来るそうです。
大変かも知れないけれど、私もとうに限界を越えています。
後は妹に任せ、暫く充電してきます。