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タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

寄り添ってわかる危険

母の元へ手伝いに通い始めて4~5年経ちます。

初めは2か月に1度、期間は1週間位のローテーションで、私は掃除や料理、買い物などをしていました。最近は母の歯の治療に付添うため、月の半分は鳥取に帰っています。

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母は脚と肩の関節を傷めて、以前のようには動けません。

しかし、いつもは一人で暮らさねばならないので、あまり私に依存してしまうのは良くないと思い、出来る事は自分でしてもらうようにしています。

庭の手入れ、ゴミ出し、親戚や近所の人とのお付き合い等、一般の家事以外に母が自分でやらねばならないことは山程あります。一人で暮らす以上は、年を取ったからといって省いてもいい事は、何も無いように思われます。

 

中でも一番大変なのは、次々にやって来る訪問セールスや電話による勧誘だと、母は言います。

この前私が滞在していた間に、電話4件、訪問セールス2件があり、何れも私が撃退しました。電話は「母に伝えておきますが、どういうご用件でしょうか」と言うと、「じゃ、いいです」と言って切ってしまうものばかり。何がいいのよ!失礼な!あんたら、確実に詐欺だね!

きっと、母が《ちょっと売り込めば買ってくれる年寄り》として、名簿が出回っているのだと思います。以前、シロアリ駆除業者を受け入れたばかりに、それ以来次々と何かあるようです。

この業者は、特に悪質でした。

その手口を紹介しますと、はじめに無料点検と称して床下に潜り、「いましたよ」とシロアリが入った瓶を見せます。恐らく、シロアリを直接見せて相手を不安に陥れ、頼まざるをえない状況に追い込む悪徳商法なのでしょう。

母はシロアリの駆除と床下換気扇の取り付けを、業者に頼んでしまいました。

かなりの高額です。

その後、その業者が悪質商法で刑事告発され、業務停止命令が下ったという事実を、新聞で知りました。

 

今は市役所に信頼のおける業者を紹介してもらい、年一回の点検を受けています。忌々しい換気扇は、取り外して貰いました。普通に消毒すればそんな物は全然必要なく、むしろ通風の邪魔だったのです。

 

セールス以外には、宗教関係の人がよく来ます。

「文字の練習」と称して、一緒に習字の真似事などして帰っていくそうですが、母は練習など必要ない程、字が上手なのです。

男女二人でやって来るそうですが、母は一人で応対。それってとても危険だと思います。

断るように注意しましたが、「最初に宗教には入信しないと言ってあるし、優しい人だから心配ない」と聞き入れてくれません。

誰でも受け入れてしまう母もいけないのですが、それにつけ込む人達の悪意は計り知れません。

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買い物に行けば、身に合わない高い洋服を買わされたりします。母の周りには危険が一杯なのです。

私が一緒に暮らして母を守ってあげる事が出来れば最善なのですが、私にも自分の生活があるので、それは不可能です。どんどん老いていく母を見ながら、私が通い続けるしかないのかな、と悩むばかりなのです。

・・・なんて、帰省前には暫く京都を離れる寂しさもあって、いつもブルーになってしまいます。向こうに到着してしまえば、楽しい事も沢山ある筈なんですけどね。

京都に帰る時にも、また同じような気持ちになります。

 

そんな訳で、また明後日から帰省いたします。

母の歯が治るまであと3か月ほど掛かるそうですので、当分こんな感じに行ったり来たりで暮らしていきます。

いつものように、コメントは帰って来るまで承認制にさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。