タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

旅人目線 in Tottori (その4)

           昔遊んだ場所へ

 

今は静かな住宅街に変わっていますが、私が生まれた町は、かつて様々なお店や職人さんの仕事場などが立ち並ぶ賑やかな場所でした。

そこからほど近い所に県庁や市役所などの公共機関やコンサートホールなどの文化施設、それに城跡があり、そこも子供の頃の私の遊び場でした。

その頃はただ無心に遊んでいましたが、今歩いてみると歴史的な価値のあるものが多く、改めて驚かされます。

 

               県庁前にある箕浦武家

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               吉川経家公像にご挨拶を

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吉川経家公は鳥取城が秀吉の兵糧攻めに遭った際、家臣や城下を守るため自らの身と引き換えにした武将。その高潔さは今も市民に語り継がれています。

最近知ったのですが、五代目三遊亭圓楽さんのご先祖様だそうです。 

          三遊亭圓楽 (5代目) - Wikipedia

 

                 威風堂々たる仁風閣

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白壁の美しい木造の洋館。この建物の後ろは日本庭園になっています。

大正天皇がご幼少の頃、山陰行啓の宿泊施設として当時の藩主池田仲博公爵によって建てられました。入り口で頼めば、ボランティアの方に建物内を案内して頂けます。

今は入場料が要りますが、子供の頃は出入り自由で、ここがどういう意味を持つ建物かも知らずに中をウロチョロしていました。当時は建物の利用目的がはっきりしていなかったようで、中も整備されておらず、入り口の大きな水槽でオオサンショウウオが飼われていたりしました。

整備後にこの仁風閣は、森鴎外の生涯を描いたドラマ(郷ひろみ主演)で使われたことがあります。

                 鳥取城の城門

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入って右側に大きな椿の木があり、秋には実を拾って遊びました。ここをくぐると、いよいよ鳥取城跡です。

 

                   二の丸跡

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春になるとここから見下ろすお堀端の桜が美しく、桜祭りが開催されます。

 

             二の丸から見た景色、空が眩しい

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               更に石段を上ると・・・

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                 三階櫓跡です

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これより上は石垣が崩れやすく、現在修復工事中でした。

鳥取城再建は市民の切なる願いです。

良い観光資源にもなると思うのですが、予算的に無理でしょうか・・・。

 

市内を旅人目線で歩いてみると、楽しいことが沢山見つかりました。

普段は用事をこなすためにただ前を通り過ぎるだけの場所ですが、こうしてみると結構面白い。

休日を作って自分の為に過ごしたのは、良い気分転換になりストレス解消に役立ちました。

体力的に疲れ果て、思うように仕事がはかどらないという鬱屈した気持ちを抱えて京都に帰って来るのですが、今回は全くそれがありませんでした。

そして漠然とこれからへの希望が見えてきたような気がします。