タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

自分の不幸を笑えますか?

今週のお題は「おとな」だそうです。

振り返ってみて、自分が大人だと感じたことはあったかしら?

年齢的には結構な大人ですが、いくつになっても子供っぽい行動の私は、未だに大人の自覚がありません。周りにも「そんなんで、よく今まで生きて来れたもんだね」と言われます。ほっといて。

でも、よーく考えてみて、あった、あった、ありました。

それは、自分の不幸を笑えるようになった時。

子供の頃は引っ込み思案で、失敗するともう顔を上げられないぐらい。みんなが自分を指さして、非難しているような気がしたものです。

でも、ある時吹っ切れた。

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ちょっぴり高級なフレンチレストランでの出来事です。(上の写真とは関係ありませんけど・・・)

あまり親しくない人ばかり4人で食事をした時、メニューを見ながら、「同じものにしましょう」とウエイターを呼びました。

ここは私が仕切らねば、と張り切ったのは良いのですが、

「この〇〇コース4人前お願いします」

ちょっと気取った風に注文しました。

ウエイターさんが「かしこまりました」と立ち去ってから、隣に座っていた人が、「きさらぎさん、4人前はないわよ。丼もの頼むわけじゃあるまいし」と、指摘。

ほ・・・ほんまや。いつものうどん屋の癖が出てもうた。わー、赤っ恥や!

でもなんかおかしくて、吹き出してしまいました。

その場は爆笑の渦になり、ぎこちない雰囲気が和やかムードになりました。ウエイターさん、よく笑わないでいられたものです。

 

それからは、子供の頃の失敗談や、骨折した時の事など、自分の不幸話をむしろ積極的に笑いのネタにしています。無論、差し障りの無い程度ですけど、一緒に笑ってもらうと不幸が不幸でなくなるような気がするのです。

そんな時、私も少しは大人になったかな、と思ったりするのです。

 

でも、相手を間違えると自虐ネタも通用しないので、注意が必要です。

その一例は・・・。

小学生の時、共働き家庭で育った私は、学校から早めに帰ると鍵がかかっていて家に入れないことがありました。そんな時はゴミ箱を踏み台にして、木製の小窓ごとガタッと外し窓枠に手を掛けて、身軽にひょいと中に入りました。勿論窓にも鍵はかかっていますが、安普請だったもので、簡単に外せたのです。入ったらまた元に戻しておきましたけどね。

暫くして母が帰って来て、玄関は外鍵で閉まっているのに私が居たので、「泥棒かと思ったわ。一体どこから入ったの?」とぎょっとした表情をしていました。

その話を友人にすると、急に涙目になり「可哀想にね」と同情した様子で、言われました。あら、シャレの通じない人だったのね。

そんな真面目な人を笑わせるのは、ちょっと難しいかも・・・。お笑い芸人さん並みの、相当な修行を要します。