タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

ご馳走の法則

《家で、普段食べないすき焼きを食べている時には、招かれざる客が来る事が多い》

以前そんなドラマの台詞がありましたが、この法則は我が家にも当てはまります。

すき焼き・しゃぶしゃぶ・出前のお寿司など、いざ食べようとすると迷惑なお客が突然やって来るのです。

仲の良い人なら「ごめん、これからご飯なんや」と言える。いやその前に、仲の良い人は食事時にやって来たりしない。

数年前、家人のリクエストのすき焼きを食べようという時、玄関のチャイムが…。

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「〇〇です」

名前は知っている。少しだけ話したこともある。でも、何年も会ったことがなく、それほど親しくはない女性です。面識があるだけに、追い返すことも出来ず戸を開けたのですが、用件は、自分が発起人になってやっている運動の会員になって、協力してほしいという内容です。

「で、会員は何人?」と尋ねると「今は私一人やけど」

手書きの(今どき)署名用紙を出されたけれど、記入出来る訳がない。

運動の趣旨にも同意できなくてはっきり断ったのに、「ちょっと失礼」と玄関に入って来て持参の折りたたみの椅子に座っている。毛糸の帽子と指先の出る手袋まではめて…。居座って説得するつもり?

背筋がゾクッとしたのは、寒さのせいばかりではありません。

困っているところへ、業を煮やした家人が出て来てくれて、ホッ。

でも、効果ナシ。

彼女は「あら、今晩は」と言っただけで、再び私に入会するように説得を始め、家人は迷惑そうな顔をして奥に入りました。

それから30分位その状態が続いた後、あくまでやんわりと「お断りします」と言い続けると、やっと帰ってくれました。

さあ、やっとすき焼きだー、と思ったのですが、断り続けてすっかり疲れてしまい、味が全く分かりません。家人も待ちくたびれた様子で、「今日はいつもの味と違うみたいやなぁ」と二人でぼやきながら食べました。

 

しゃぶしゃぶ・出前のお寿司を食べようと、お箸を持ち上げた時にも似たような事があり、「家でご馳走食べたらあかんのちゃうか」という気がしています。