タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

ギャグは地球を救う

昨日まで鳥取の実家に帰っていました。

母は痛めていた関節の具合が良くなり、とても元気そうだったのでまずはひと安心。

 

翌日、駅前で母に頼まれた買い物を済ませてお茶した後、バスで実家に戻っている時の事です。

丁度下校時間と重なり、途中で中学生、次のバス停で小学生が乗り込んできました。

ガラガラだったバスの中は一気に満員。

ランドセル軍団は大騒ぎ。ワーワーギャーギャーで耳が痛い。        

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郊外になると、人口が少ない分校区が広くて、バス通学の子も結構多いのです。

でも、こんなの久しぶりなので、何だか楽しい。

小学生たちの会話を興味津々で聞いていると、リーダー的な男の子が

「おいそこ、もっと奥へ詰めろー!」

「座っている人にランドセルをぶつけるなー!」

「みんなー、大きな声でしゃべるなよー。他の人に迷惑だろう!」

……と仕切っています。

『感心感心。でも、あんたの声が一番うるさいんだけどぉ…』

私も心のなかでツッコミを入れました。            

そのうち、二人の男子が喧嘩を始めました。一人が膝蹴りをし、蹴られた方は今にも泣きそうに顔が強張っている。大事になりそうで、バスの中に緊張が走りました。

その時、人の間をくぐって近寄って来たのが、さっきの仕切り屋クン。

ここはキミの出番なんだね。お手並み拝見といきましょうか。

凄んで止めさせるか、それとも力ずくで間を割くか。さあ、どうする?

私は意地悪く高みの見物。

しかし、彼の行動は意表をつくものでした。

二人の顔を交代でじっと見たかと思うと、いきなり

 

     「ダメよ~ダメダメ!」

 

力んでいた二人はドヒャー。

私も、他の乗客も、運転手さんも笑ってしまって、ドヒャー。

バスの中は、和やかなムードに満たされました。

仕切り屋クンがバスを降りる時、チラッと私と目が合いました。

やったね!彼に笑顔を送ると、はにかんだような、それでいてちょっぴり誇らしげな笑顔が返ってきました。

 

もしもこんな形で争い事が終われば、世界に戦争なんか起きないだろうなと、静かになったバスの中でふと思いました。

彼らのランドセルには、地球の未来が詰まっているんだね。

頑張れ、ランドセル軍団!