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タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

雨あがり

昭和の家

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雨の降る日に走ってはいけません。

わかっていた筈なのに、通りの向こうに友達を見かけて、私は思わず走り出してしまったのです。

ところが、ぬかるみに足を取られてスッテン。思いっきり転んでしまいました。

洋服は泥だらけ。おまけに肘と膝小僧には大きなすり傷。

「あらあら大丈夫?」

お菓子屋さんのおばさんが、お店から飛び出して助け起こしてくれましたが、私は『ありがとう』も言えず、恥ずかしさと痛さに泣き出してしまいました。その人に付き添われて家に着いた途端、今度は白いエプロン姿のお母さんにほっとして、また大泣きです。

すぐにお風呂に入って体を洗っていると、窓から光が差しこんでいます。私が転んだすぐ後に晴れるなんて、お空の意地悪!

傷の手当をしてしょんぼりと縁側に座ると、洗濯物が涼しそうに揺れていました。泥で汚れたお気に入りのブラウスが、きれいになっています。よかったぁ!

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庭のあじさいが、「まこちゃん、大変だったね。元気を出して」と話しかけているようです。

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雲の隙間から覗いたおひさまが、「もうすぐまこちゃんの大好きな夏が来るよ」とほほえんでいます。

あれっ?いつの間にか軒下にてるてる坊主。ひとみが作ってくれたのね。

「お母さん、白いハンカチちょうだい」って言ってたもの…。

さっきは言えなかったありがとうを、今なら素直に言える気がします。

明日おばさんにお礼を言いに行こう! 

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              (きさらぎの一言)

今回は庭と家の中も作りたかったので、本当に大変でした。

それに加えて物語が梅雨時の設定なので、何とか間に合わせようと空とにらめっこをしながら作りました。

明日ぐらいに梅雨明けになりそうで、ぎりぎり間に合った感じですね。

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何が一番難しかったかといいますと、意外でしょうが、実はタライでした。

一枚一枚板を削って角度をつけて組み合わせるのですから、相当な時間を要しました。頑張ったけれど、あまり目立っていませんね。

前作で、まこちゃんはお母さんの涙にちょっぴりもらい泣きをしていましたが、今回は大泣きです。

     前作・ワンピースとシロツメクサの冠とゼリービーンズ

     http://kisaragikyo.hatenablog.com/entry/2014/06/28/144233

みんなの優しさに触れて、最後に悟りを開いたようです。

こんな風に、少しずつ大人になっていくんですね。