タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

扉の向こうにあるもの

用事があり、日帰り旅行して来ました。

往復で5時間。文庫本一冊を読むのに丁度いい時間でした。

選んだ本は誉田哲也の『歌舞伎町セブン』。何気なく手に取ったつもりでしたが、後で考えると、つい最近『ストロベリーナイト』劇場版をテレビで観たのが、記憶に残っていたのかも知れません。 

歌舞伎町セブン (中公文庫)

歌舞伎町セブン (中公文庫)

 

新宿 歌舞伎町という、狭くて深い地域に暗躍する正体不明の組織《歌舞伎町セブン》。そして、彼らが絡んでいると思われる、謎の多い父の死を究明しようと探る警官、彼に協力するフリーライター。歌舞伎町の浄化と整備を進めようとする行政と暴力団の思惑も絡んで、複雑な縄張り争いが繰り広げられる。

……こう書くと、ハードな刑事物のようだが、主人公の警官小川幸彦の性格に、どこかのほほんとしたところがあり、登場する他の人物にも人情味があるので、肩の力を抜いて楽しむ事が出来た。

 

誉田哲也氏の作品は、スピーディーな物語の展開と、結末の意外性が特徴だが、この作品も例外ではない。幾つかの扉を開けるたびに、その向こうに待ち受ける事実にドキドキしながら読み終えた。

解説では、『ジウ』の続編のように書いてあったので、そちらを先に読んだ方が良いかも・・・。私はまだです。