タテハ通信

好きな物があればあるほど人生は楽しい。そんな私の日常を綴っています。

お昼御飯と再会と

私と妹に各々 に用事があり、母をショートステイにお願いして、夫の車で京都の自宅に帰る事になりました。

鳥取駅前でお昼御飯を食べて帰ろうという事になり…。

お店はやっぱりここかな。
以前ご紹介した《たくみ》。
1階は満席でしたので、2階のお座敷へ上がりました。

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上は、本日の松花堂弁当。             
日替わりメニューが嬉しい。

コーヒーカップが一人ずつ違うのも楽しいのです。
暖かみのある民芸品のカップは、優しい手触りです。
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実はこの時、素敵な偶然があったんですよ。

2階に上がって、どの部屋に入ったらいいのか分からずウロウロしていると、突然「◯◯ちゃん!」と私の名を呼ぶ人。
それは、高校からの友人でした。

会う約束をしていた日に、急に母を歯医者さんに連れて行かなくてはならなくなり(前回の記事)、こちらからキャンセルしたのです。
それが、思いがけずここで会おうとは…。
フフフ。神様も、粋な計らいをなさる。

メールのやりとりはあるものの、もう何年も顔を見ていなかったので、懐かしさの余りハグ。
「いや〜、お久し振り〜」
「私の事がよくわかったね〜(相当おばさん化が進行してるのに)」

お互いに連れがあったので、廊下の隅で再会を喜びあった後、写真を撮って別れました。
積もる話もあるし、今度はゆっくり会おうね。

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再会の余韻に浸ったまま、帰宅の途につきました。京都まで3時間半。少しだけ肩の荷を下ろした、快適なドライブでした。               

雨の日の通院

ゴールデンウィークが始まる直前、母が「歯茎が痛くて食べ物が食べられない」と言っていたのが気になっていました。
歯医者さんは当分お休みだし、薬でも買って来ようかなと思っていた矢先、補聴器ケースに奥歯の被せものを発見しました。
あら〜。奥歯、外れちゃったんだ。
なんで隠してるんだろう。訊いても答えてくれないから訊かないけど。

入れ歯の支えになっている歯だから、放っておいたら大変な事態を招きかねません。

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休み明け早々「これから伺ってもいいですか?」と歯医者さんに電話を入れました。
事情を話すと、すぐに来て下さいという事でしたから「行きたくな〜い」と子供のようにごねる母を急かせて、タクシーを呼びました。

折悪しく雨。
いつものバッグに加え、傘とレインコート、それに母のシルバーカー、と大荷物です。
その上母の歩みは遅くて、タクシーを降りてから、丸い背中を押すようにして歯医者さんに入りました。

本来なら被せものが外れた歯は治療して作り直すか、そうでなければ抜くべきなのですが、担当の先生は「入れ歯に、外れた歯の分を補填しますから、歯自体の治療はせずにこのまま置いておきましょう」と言われました。
色んなリスクを考慮すると、それがベストという事でした。

何故なら、母は現在整形外科で『ボンビバ』という骨粗鬆症の治療薬を使っていて、その薬の副作用で、歯の治療や抜歯をすると顎の骨の再生が出来ず、炎症が酷くなる可能性があるからです。
場合によっては、顎の骨が溶けてしまう危険もあります。
そんなリスクを冒してまで、治療は出来ないのです。

治療後に、毎食後きちんと歯磨きをするように指導を受けましたが、それは至難の技です。また仕事が増えちゃったな。

母は、治療せずに済んだ上に、入れ歯が調子よくなったと喜んでいましたが、私は憂鬱な気分で雨空を見上げました。

その時、鞄屋さんの看板が目に留まりました。
もうすぐ母の日か…。
母はまともな財布を持っていません。
端っこが破れていたり、古くて革が固くなっていたり、小さすぎてお札がはみ出したり、そんなのばかり。

「財布を買おうよ。どんなのがいい?」
「軽いのがいいなぁ」
柔らかくて軽い革の財布を幾つか出してもらい、その中から母は好きな黄色を選びました。

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横の5円玉は、お店の方が「お金にご縁がありますように」と入れて下さったもの。「私の母も同じような感じなんですよ」と言いながら。

家に帰ってからちょっと早いけど「お母さんありがとう!」とカードと一緒に財布を渡しました。
「いいよ〜。お金は払うよ〜」
迷惑そうな顔で言います。実はプライドが高く借りを作るのが嫌いな母は、昔からプレゼントを貰うのが苦手なのです。
「こんな時ぐらい、ありがとうと言って受け取るもんだよ」
そんなやり取りの後で、千円札と小銭を幾らか入れて、デイサービスに持って行くリュックに入れておきました。
母はそれを満更でもなさそうな顔で、じっと見ていました。
ホントに、素直じゃないんだから。

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散歩道に、おいしそうなさくらんぼ。3月京都へ帰る私を、見送ってくれた桜の木です。

たいへんよくできました

脳リハを兼ねて母に折って貰った折り紙。

初めは鶴を折ろうとしたのに、半分いかないうちに分からなくなり、色紙がクシャクシャになりました。
それでも何回かチャレンジして、やっと出来たのが左上の鶴です。

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その後で鶴より簡単なやっこさん、風車を作りました。
「頑張ったね、ちゃんと折れたじゃない」と褒めると「鶴の頭としっぽが変だな。上手く出来ない」と照れ笑い。
「ここはね、私でも難しいんだよ」
「そうか〜」

そんな感じですが、一人で折り紙が出来て、ちょっぴり進歩したようです。
以前は何でも作れる器用な母でした。それを誇りに思っていた娘としては今の状態は悲しいのですが、それを言うのはやめましょう。

これでいいのだ、とバカボンパパのように呟いて、今日の成果に大きな花丸💮。

玉ねぎポコポコ

朝ゴミ出しに行く途中に、玉ねぎ畑を見つけました。へ〜。知らなかった。玉ねぎってこんな風に地上にできるんだ。地中に埋まっているのだと思っていた。
いや、これはもしかしてねぎを収穫する畑?それともどっちも?どちらか分からないままの帰り道。

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でもこれだけは分かる。
誰でも入れる場所なのに、1ヶ所も歯抜けがないのは、いい人ばかりだからだ。

庭の牡丹が開きました。
近寄っているので大きく見えますが、本当は掌より小さいのです。
ともあれ、今年もちゃんと咲いてくれたことに感謝。

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その足下に揺れるすずらんの花。

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可愛らしい花だけど、強い毒があるんだよね。虫を近づけないための知恵かしら。
そうでもしなければ食べられてしまうから。

母に「牡丹が咲いてるから出てみようよ」と言ったけど、気分が乗らないらしく、動こうとしません。仕方がないので画像だけ見せました。
「ああ、咲いたんか」と呟いただけ。
認知症のせいなのか、想像力が無くなり、目の前にあるもの以外には関心が向かないようです。
          
        見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。

金子みすずゞの詩の一節を思い出していました。

喫茶店の日除けシェード

忙しくて手がつけられないままだった昭和の喫茶店。
帰省の少し前に、窓と入り口に日除けを付けよう、と思い立ちました。
ショーケースとボードを置いたら、こんな感じになりました。
もうちょっと何か置きたいけれど、それはおいおい考えます。

あっ、看板もまだでした。
いつ出来るか分からないところは、何だか小規模なサグラダファミリア的な…。

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ショーケースがイマイチな感じなので、暇が出来たら直します。


下はシェードの作り方です。

・大まかなサイズを測り、横を1センチ長く、縦を2倍にして布を切ります。
半分にボンドを付けて塗り広げます。
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・竹串を挟んで布を折り畳みます。
竹串は、バーベキュー用の長目のものです。
生乾きの状態でアイロンをかけ、しっかり接着します。
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・両端の余計な部分をカットし、下をピンキング鋏で切ります。
ギザギザの部分に、アクリル絵の具の白で1ミリぐらいの線を描きます。
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・壁に、三角形の支えを固定しています。
扉の向こうに見えるのは、アーモンドチョコの箱。疲れたら食べま〜す。
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・シェードの下にも支えになる棒を取り付けました。
先端を細く削った竹串に、輪切りにして穴を開けた割り箸を差し込んであります。白く塗って先端を壁に入れます。
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出来るだけ壁に負担がかからないようにと考えた結果ですが、ここまでやる必要はなかったかも。

・しかし、これだけでは物足りないので、ショーケースを置く場所(真ん中辺り)にも雨避けの屋根を付けようと思います。
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・同じ色では地味なのとアクセントが欲しくて、色は赤にしました。
反対に、3つとも赤では少し暑苦しい感じです。

・サイズを測って、大きめに布を切ります。
縦は下のようにワイヤーを、上下は棒を乗せてボンドで接着します。
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・かさばらないように四隅を切り、周りの糊しろにボンドを付けて、内側に折り込みます。
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・ワイヤーが見えないように、上から同じ布を被せて接着します。

・壁に付ける方の端をくるっと巻き、ボンドでしっかり接着します。ワイヤーを一緒に巻き込んであるので、重みでだらんと垂れてきません。
・3箇所に穴を開けて、竹ひごを入れます。
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・これにカーブをつけ、壁に穴を開けて竹ひごをはめ込みボンドでガッチリくっつけます。かなりの大規模工事になりました(笑)。

下手をすると壁自体が壊れかねないため、かなり神経を使いました。

それでもレンガが欠けてしまう、という事があったので、補修工事をして、やっと出来上がりました。接続部を目立たなくする為にも補修は必須です。

折角なので、再登場!
私が帰るまで、良い子でお留守番してくれるかな?
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スミレは嫌い

「スミレは嫌い。抜いても抜いてもはびこって、庭を占領するから」
数年前に母が言っていました。
私はスミレが大好きで、やや首を傾げてけなげに咲く花を見つけると、嬉しくなります。

春になると毎年スミレを引っこ抜いていた母は、自分の事で手一杯なのか、今年はあまり関心なさそう。

庭に沢山咲いていたのを、妹が鉢植えにしていました。母に見せると、嫌いと言った事を忘れたように「かわいいね〜」とにっこり笑います。

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そうだよ、スミレはかわいい花なんだよ。姿に似合わない逞しさも私は好き。

日陰の苔に咲く花は、薄紫。

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スミレ観賞の後のおやつ。

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この三色団子は『打吹公園だんご』といって、倉吉市の名物。ぎゅうひが餡で包まれた、飽きの来ない味。子供の時から食べています。

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これぞ、花よりだんごですね。

おかえり ただいま

先週土曜日から帰省しています。

その日は父の命日でしたので、直接家に帰らず、コインロッカーに荷物を預けてから市内のお寺へ行きました。

前日妹がお墓の掃除をしてお花を供えてくれていて、私はお線香をあげて合掌。
暫く父と話したら、少し気持ちが軽くなりました。

駅へ引き返す川沿いの道に、シャガの花が咲いていました。子供の頃に住んでいた家の裏庭に毎年ひっそりと咲いていた花でしたので、父が「おかえり」と言っているような気がしました。
「ただいま」

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お昼ご飯は駅前のお店で、チキンカツ定食。ボリュームありすぎ。完食したけどね。

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食後のコーヒーに、角砂糖が。へ〜、珍しい。形も角が取れて、レトロ感ありますね。

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風が強かったので、向かいのビルの屋上にブルーシートが翻り…。落ちないかなと心配しましたが、大丈夫でした。

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家に向かう道にポピーが咲いていました。

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この道は2月はこんな感じでした。
あんときゃ寒かったな〜。

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また介護頑張ります。
最近内科でして貰った母の血液検査の結果は、すこぶる良好だったそうです。内臓は私より健康かも。